≪第三相克≫
「≪相克≫に挑む一人の挑戦者として
貴方たちを迎えさせてもらいます。」
「つまらぬ女の未練―
譲れない意地というだけですよ。」
「―はっきり言いましょう。
貴方たちはあまりに甘く見すぎている。」
「2人のためにも―この≪第三相克≫、
何としても乗り越えさせてもらう!!」
「全力で行くぜ―聖女さんよ!!」
「聖技!グランドクロス!!」
≪第三相克≫の相手はアリアンロードことリアンヌ・サンドロットと≪銀の騎神≫アルグレオン。250年前から共に在った "伝説" 級の相手です。
激闘の末、≪蒼≫と 進化した ≪灰≫の二騎がかりでなんとかその力を越えることに成功。帝国の未来を案じ続け、全てを一人で背負っていた彼女を仲間に引き入れようとしました。
「……そうですね、ドライケルス。
貴方にもう一度会うためにも―」
しかし直後に≪相克≫が奪い合いであるという非情な現実を突きつけられることに…
「―いいや、"伝説" には
ここでご退場願うとしよう。」
突如現れた≪金の騎神≫に背後から一突きされ、≪銀≫の力の大半を奪われてしまいます。
「≪七の相克≫は奪い合い―
戦場での油断は命取りということさ。」
その傷が致命傷となり、聖女は息を引き取りました。後のことを鉄機隊の "娘"たちやⅦ組に託すことができたからか、その表情は満ち足りていたようでした。
また、聖女の置き土産によってヴァリマールも呪いの枷が外れて喋れるようになり、また剣の中の彼女も出てこられるようになりました。
…刺されたあとの「…フフ、ルーファス卿の方が一枚上手だったようですね…」という台詞は、戦場の厳しさも知る聖女だからこそ出てきたように思います。軌跡シリーズでいちばん好きなキャラクターなのでとてもショックでした…。
―願わくば女神の元で想い人の魂と共にあらんことを。