≪第二相克≫
「そういう生き方しかできねぇんだよ。
―俺たち 猟兵 って生き物はな。」
「だったら迷うことはねぇだろう?」
「"報酬"は、いつだって
てめえの手で掴みとるものだからな。」
「同じ運命にある者同士、
踊るとしようぜ、猟兵王!」
「フィーの分まで……!
―いざ、参る!!」
「こんなにアガれる戦場は
バルデル以来かもしれねぇな……!」
「お前らが相手なら文句はねぇ
一花咲かせてもらうぜ!!」
《第二相克》の相手は《猟兵王》ルトガー・クラウゼルと≪紫の騎神≫ゼクトール。クロウと同じ方法で味方に引き入れたいところでしたが...
「引き時くらい弁えねぇと
年長者として格好がつかねぇだろ?」
自分の人生に満足した≪猟兵王≫は "力" を押し留めるのを拒み、娘 に見送られて旅立たれました。
「ありがとう―お父さん」
「こいつはいい冥土の土産ができたもんだ―…」
「娘のことをよろしくな…」
そしてゼクトールの力を吸収したヴァリマールは新たな形態となるのでした。